お前のものは俺のもの 2009.09.03
北朝鮮の貨物検査法案、民主提出へ…政府案と同内容
民主党は1日、国連安全保障理事会の対北朝鮮制裁決議の内容を実行するための北朝鮮貨物検査特別措置法案を秋の臨時国会にも提出する方針を固めた。
新政権として北朝鮮に厳しい姿勢を示すのが狙いで、先の通常国会で廃案となった政府案とほぼ同じ内容で改めて提出する方向だ。
党幹部は1日、「北朝鮮問題での外交姿勢を明確にするためにも、なるべく早く法案を成立させる必要がある」と述べた。民主党の衆院選政権公約(マニフェスト)では「北朝鮮の核保有を認めない」としたうえで、「貨物検査の実施を含め断固とした措置をとる」と明記していた。
同党の鳩山代表は首相就任後の9月後半に訪米し、米側にこうした方針を伝える方向だ。
提出する法案は、廃案となった政府案と同様に、北朝鮮に出入りする船舶や航空機が禁輸品を積んでいる疑いがある場合、海上保安庁と税関で検査する内容。焦点となる自衛隊の関与については、情報収集など現行法で可能な範囲にとどめる方針だ。海上保安庁が対応できない「特別の必要がある場合」は、自衛隊法82条の海上警備行動を発令して自衛隊が対応する。
ただ、連立政権を組む予定の社民党は自衛隊の海外派遣に難色を示しており、自衛隊の取り扱いを巡って、両党の調整が難航する可能性もある。
(2009年9月1日14時39分 読売新聞)
こんなくだらない手法でも、やっぱりテレビを垂れ流している人は「お、民主党頑張ってるじゃないか!」ってなるんでしょうか?
同じもの出すなら、なんであの時反対していたんでしょうね?
2009.07.14 Tuesday
党利党略 執筆者 : 馬渡龍治
今日の本会議で、北朝鮮貨物検査法案が起立総員で可決しました。なぜ総員かというと民主党・社民党・共産党・国民新党の議員が全員欠席したからです。北朝鮮のミサイル発射に対する国連の制裁決議の中(つまり、国連の枠組みの中)で、北朝鮮貨物の検査をしようという法律案になぜ反対するのか日本の国会議員として理解できません。しかも小沢前民主党代表は、国連中心主義の人のはずです。
「北朝鮮とは話し合いで」とか「平和裡に」と主張している人たちが、本当にそれを現実のものとして考えているのか疑問です。これからアジアの平和を維持していくためにはあの国家(国家といってよいのかわかりませんが)が民主化しなければなりません。それなのに、これまでのように腫れ物に触るような外交を継続することは、民主化が進まず、かえって脅威を増大させる方向に向かうに違いないからです。
徹底的な経済制裁であの支配者が失脚するように仕向けるべきです。
民主党は、今回北に拉致された被害者の家族の人たちの、「日本国として全力を挙げて経済制裁を」という希望を打ち砕きました。総選挙立候補者の供託金を下げ、供託金の没収点を下げる公職選挙法の改正にも反対しました。この法案が成立すれば、以前よりも資力に乏しい人物が総選挙に立候補しやすい環境が整うにもかかわらずです。その一方で民主党が政権をとったら「外国人参政権を実現します」といっています。彼らに日本の国の経営を任せたら非常に危険だと思うのです。
既に民主党の党利党略は始まっているのです。
期待できるところは期待したいところですが、そうでないところはやっぱり駄目ですね。