JAXA廃止の別記事 2009.09.14
「日本版NASA」設立構想 民主、宇宙行政を一元化
宇宙機構の在り方については、戦略本部のワーキングチームが検討を進めており、「所管や予算権限を文科省から内閣府に移さない限り研究開発から利用主導型への転換は難しい」との意見も出されたが、文科省の反対もあり、自民党のなかでは意見がまとまっていなかった。
ただ、一元化には課題も少なくない。情報収集衛星の運用などを通じて安全保障や外交ともかかわる分野も一体化させるかは検討が必要だという。また、全体の調整役である内閣府に予算を一括計上させたら「中立性が保てない」と慎重論も根強い。こうした点で、法律を共同提案した自民党との調整も必要になりそうだ。
産業界には「一元化すれば、むしろ全体の予算が減る」との声があり、研究者の間では「極端な利用重視が進めば科学研究の予算が減らされる」との懸念もある。
民主党案について野田宇宙開発担当相は「(戦略本部の議論と)そんなに違いはないが、(一元化は)色々な意見があり、慎重に議論するべきだ」と話した。(行方史郎)
~asahi.com~
毎日の記事に踊りましたごめんなさい。
解体論者がいたことは居たとしても、実際は自民党の時代から一元化をするかしないかで悶着があったのね。
しかしこれはこれで問題がありそうです。
例えば、衛星は気象観測などで使われます。
軍を持たない日本は軍事衛星はないのですが、気象衛星の技術を応用すれば、似たような事をするのに時間はかからないでしょう。

上の図のように、一つの技術は様々な分野で使用されています。
NASAと言うと、「進歩的なアメリカ」のイメージがあるようにも思われますが、アメリカでは同様の技術を利用した軍事衛星などは別の省庁によって運営されている。
つまり、結局言葉の見た目が良くても内容はピーマン程度って事ですか?
「国民の生活が第一」や各種バラマキを見ていると、どうも裏があるように思えてしまうのは、悪くない傾向だとも思いますが、良くもないですよねw
取り敢えず、自分軍事関係にはそんなに明るくないので、ミリ板でも見てきた方が良いんだと思います。
「やるぞ!」と旧来のものに対して「全部ぶっ壊してやんよ」と言う姿勢は悪くないとは思いますが、「でも同じ様なものを作っておくわ」と言うのであればそのままでも良いと思います。
だってこれまでそれで失敗してきたわけではないのですから。
前のエントリでも言ったように、駄目なところは直さないといけませんが、そうでない所だってあるのです。
兎に角気に入らないから全部とか言うのはホント勘弁してください。
景気的に考えて、引越し業者が一時的に儲かるだけです。マジで。そして総務課とか死ねます、休日出勤しないと、通常業務に影響が出ますからね…。
もっとしっかりと議論して、日本らしい解決方法を取れば良いと思います。
均一万能型の人間が育つ日本的なものを考えると、まあ一元化してもいいような気もしますが、左巻きになりすぎている状態でそれをやるのは良くないんじゃないかなぁ…。
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