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財務省に電話してみた 2009.02.26

今日、友人よりちょっと興味深い話を聞いた。
中川(酒)さんが署名してきたIMFの融資について、外貨準備金が使われると言う話だったのに円が使われる事になっていると言うのだ。
これが真実だとすると、話も評価も一気に変わってくる。マジで。

そう思ったのでその情報のソースを聞いたら2ちゃんでした。

【政治】 自民・笹川氏「IMFに1千億出す話しても、中川氏辞任で日本の信用おじゃんに」→麻生首相「その署名で彼を行かせたのにな」

529 :名無しさん@九周年[]:2009/02/25(水) 00:17:41 ID:2Gvehq2W0
当初言われていた、米国債を提供する方法なら、焦げ付かない限り
それほどデメリットはないだろう。
これは要するに、日本がIMFの保証人になって市場から資金調達
をするというプラン。資産を持たないIMFが融資を受ける際の
担保物件として、日本が保有する米国債を提供というシステムだ。

だが実際に中川がIMFと契約して来たのは、日本政府が日銀を
通じて直接IMFに貸し出しをするという内容。つまりこの場合
日本政府は米国債ではなく、現金で9兆円、場合によっては更に
27兆円(この場合は日本政府と再度の合意が必要という契約
条項が入っているが)をIMFに貸出しなければならない。

俺は最初この契約内容を聞いたとき、中川はこのときも酔って
たのかと思ったぞ。償還期限前の米国債という、いわば死に金
ならまだしも、今の日本経済の状況で、生きてる金を9兆も
つぎ込もうっていうんだから


さすがにこれは!!と思ったので、財務省のHPにあるPDFを見てみたわけだが…

日本政府と国際通貨基金との間の融資取極(仮訳)

ここの第7項(b)においてこうある。

(b) 日本とIMF の間で別段の合意がない限り、個々の引出しは、第2 項に基づくIMF の通知において指定される実行日に、SDR 建てで相当する額を日本円で日本銀行(東京)のIMF 勘定に移転することにより、日本より支払われる。


確かに円で渡すと書いてある。
外貨準備金より拠出するなど微塵も書いてない。
5回は読み込んだがどこにもない。

しかし、あれだけ言われていた外貨準備金を使った融資法を行わない理由が俺には分からなかった。
確かにアメリカからしたら、それをやらせるくらいなら直接日本に金を出させた方が良いに決まっている。
しかしながら俺はその陰謀論にも納得できなかった。
だから財務省に電凸してみたwww


質問の要旨は次の通り
昨年11月の発表では、外貨準備金となっている米国債を利用してIMFへの融資を行うと言う事だったが、HPに掲載されている取極めを見ると、円にてIMFの口座へ支払うと書かれている。
では、外貨準備金は一体どうなっているのか?単純に円で支払って終了するのか?


そこでお話をして頂いて、自分としては十分納得がいったので説明します。

説明には、IMFが規定しているSDRと言う単位について触れておかないといけません。
これは、IMFがオリジナルで設定している通貨単位みたいなもので、世界的に影響力のある通貨などに対してIMF自身が設定しているレートを持っています。

SDRとは?

SDRは通貨ではなく、またIMFに対する請求権でもありません。むしろ、潜在的には加盟国の通貨を自由に使用できるという権利を持ち、保有国はSDRを外貨と交換できるようになっています。準備資産としてのSDRの価値はSDRを保有し、受け入れ、SDRシステムの運用についての様々な義務を果たすという加盟国の確約に基づいています。自由に使用できる通貨に対するSDRの請求権は以下の2つの方法によって与えられることをIMFは保証しています。強い対外収支ポジションにある加盟国を指名し、弱いポジションにある加盟国からSDRを買い取る方法、あるいは、管理された市場において参加国間での自主的な交換の取り決めにより行なう方法です。

IMFホームページより

詳細に関しては、こちらをご覧あれ。
IMF主導の国際通貨SDR(特別引出権)とは?
~るいネット~



まあ所定のレートで換金できるチケットみたいなものだと思ってくだしあ。
現在のレートは分かりません^^
知りたい人は自分で調べてください^^^^

で、話を戻して。。。

日本政府はIMFの要請を受けてIMFの口座に日本円で希望された金額に相当するお金を振り込みます。
そして、IMFはそれを債権国にばら撒くのですが、その時もばら撒くのは債権国の希望する金額に相当するSDR建て債権。
IMFはそのSDR建て債権を、債権国に対し日本通じて基軸通貨である$に換えてくれるよう促すそうです。
その要請を受けて、日本は債権国に対し外貨準備金の$を使って基軸通貨に換金してあげます。
従って、お金の流れは次のようになります。

日本⇒IMF 円からSDRへ

IMF⇒債権国 SDR建て債権を渡し日本で$に変えるように指示

債権国⇒日本 債権を$に換金依頼

日本⇒債権国 外貨準備金から$を出す

日本⇒IMF SDRを円に換金


SDR建て債権は、所定のレートなので実質的に換金の段階で日本に円が戻ってきている事になります。
上のをもっと簡単にすると

日本⇒IMF 円

IMF⇒債権国 円

債権国⇒日本 円から$に交換してあげる



つまり、円を出しているようで$を流しているのが今回のIMFへの融資。
円を一旦流し、流れた円を外貨準備金と言う名前の米国債を使い買い取る事によって、使えなかった$を有効活用している訳です。
日本で換金せずに別のトレードで$にして少しでも儲けようとする国も居るのでは?と言う質問もしましたが、「国際信用を放棄して印象を悪くする事をわざわざしない」と失笑されました。
隣の国とかならやりそうだけど…とも思ったけど、金貸してて腰が低いのは日本だけだよね。IMFに対してそんな事したら…。
それでも某国なら、某国なら何とかしてくれる。それが国単位の舞台なんだけど、まあ日本人らしくそこは信じましょうw

正直、売却すれば世界経済がさらに混乱してしまう紙切れを、巧い具合に使ってると思います。
三点方式に見えなくも無いけど^^

まだ不勉強な所も多く、国債の売却方法やらに関してなどまだまだブラックボックスな所もあるんだけど、これだけ分かっただけでも儲けものだった。


結論
IMFへの融資枠拡大をした事は普通に正解だったと思う。
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コメント

ドル紙幣を木の葉っぱにしてしまう方法がSDRではなかろうか?

基本的根本的に、通貨というのは国有財産であって、使用占有権は「公共の福祉に反しない限りにおいて許される」それ故に、善悪両面に使用されている今日までの通貨は、違法であって是正が必要だ。改正すべき点は、使用目的毎に分類・分別する為に異なる通貨を印刷すること。生活消費交換券、医療・税金・年金など公共消費交換券、娯楽消費券、通信交通券、証券等国際通貨券大きく5種類に分別して、国内を流通させること。国外為替ができるのは最後の国際通貨券だけとする。分別して流通させることで、個人財産の年金積立金や納付税金が、政府の独断で、アメリカに渡って、国内に戻ってきてしばらくしたら、タヌキからもらった木の葉(デノミや交換比率下落)に化けていたということをなくす防御手段である。追加措置として、日銀券は発行する日銀が勝手に無制限にドルを買い支える為に、信用できる通貨ではないことから、地方自治体にも通貨を発行できるようにさせる。各自治体の協定により、自治体連合政府として、安定した国内経済を維持することが目的だ。こういった通貨の流れを規定することで、犯罪資金の浄化や、犯罪にブレーキをかけることができる。公共福祉(信義誠実・公序良俗)を実現するために必要な対応策である。

2009.03.26 | URL | ほんとうは科学というのはすぐに理解できなければ偽物 #mQop/nM. [ 編集 ]

残念ながら

その後の外貨準備高の推移をみると、財務省の希望的観測は裏切られたようですね。
https://www.mof.go.jp/gaijun/news.htm
SDRが膨れ上がるばかりで、それを円に換金できていません。つまり、相手国は日本を換金の取引相手にしなかったようです。

#mQop/nM.さんの懸念が当たっているようです。SDRはそのままでは木の葉のお札みたいなものですからね。
とても厄介なことになっています。

2010.07.20 | URL | 通りすがりの野郎 #4lXsiBFM [ 編集 ]

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