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OZAWA乱心? 2009.02.27

自民 小沢氏の米軍発言を批判
~NHKニュース~

民主党の小沢代表が、日本に駐留するアメリカ軍は、将来的には「アメリカ海軍第7艦隊の存在で十分ではないか」という認識を示したことに対し、自民党内から「日米同盟がおかしくなる」といった批判が相次ぎました。

民主党の小沢代表は、25日、在日アメリカ軍の再編に関連して、「自分たちにかかわることは、できるだけ自分たちでやるという覚悟をもってやれば、そんなにアメリカ軍の実働部隊を日本に置いておく必要はない。横須賀に拠点を置くアメリカ海軍第7艦隊の存在で、おおむね十分ではないか」と述べました。これに対し、自民党の各派閥の会合で批判が相次ぎました。このうち、自民党の町村前官房長官は「小沢代表の発言は暴論以外のなにものでもない。自力で軍事力を持つということかもしれないが、それならば防衛費を今の3倍ぐらいにするというのか。野党として共闘している社民党も同じ考えなのか。これが民主党のアキレスけんだ」と指摘しました。太田前農林水産大臣は、古賀派の会合で、「小沢代表は『第7艦隊があればいい』と言ったというが、もともとそんなことを言う人ではなかった。民主党内の極左勢力に迎合するため、ことさら、日米同盟を棄損するようなことを言っている。こんな人が政権を取れば、日米同盟がおかしくなる」と批判しました。山崎前副総裁は「日本は、集団的自衛権の行使が憲法上許されないとしていることもあって、在日アメリカ軍に基地を提供している。仮に『小沢民主党政権』が実現すると、日本の安全保障政策は根底から覆され、日米同盟にひびが入る」と述べました。伊吹元財務大臣は「極東の安全保障を考えるうえで、アメリカの空軍力がなくてよいのか。そこを日本の軍備増強でカバーするという発想ならば、民主党内の旧社会党系の人や、共産党や社民党が、小沢氏と、よくいっしょに行動できるなと思う」と述べました。一方、民主党の菅代表代行は、記者会見で、「わたし自身の見方で言えば、第7艦隊は、わが国の安全保障にとっても、アメリカの軍事戦略にとっても、いちばん大きな位置を占めていると思う。ただ、第7艦隊だけで十分かどうかについては、小沢代表から直接話を聞いていないので、推測で言うのは控えたい」と述べました。




表層だけ聞いていたら愛国保守を自称する自分としては喜ぶべきニュースにも見える。
しかし、これは自民党内で批判の上がった「日本独自で防衛力を強化する」と言う事が前提だ。

自分たちにかかわることは、できるだけ自分たちでやるという覚悟をもってやれば、そんなにアメリカ軍の実働部隊を日本に置いておく必要はない。

この発言からすれば、自国で強化と取れるだろう。
空軍の話がなぜか自民の批判から出ていたけど、実はこの部分、田母神さんが更迭された一因であると言われているアメリカから買わされそうな戦闘機、F-22の話も絡んでくるから、話は意外と複雑になるのかもしれない。

■ なぜ、F-22がダメなのかについての続き
~nikaidou.com~

 このサイトも、いろんなことで全方位敵外交になっているが、きっとわかってくれる人はいると信じて・・・


 ところで、F-22導入がダメだ、という話の続きというか補足だ。

 いま、三菱重工の中にはF-15のライセンス製造部隊、メンテナンス部隊がいる。F-22は、間違いなくオールブラックボックスでメンテナンスも開発もなにもすべて米国でやるという契約になる。ということは有事の際、戦闘機が疲弊して帰ってきても、日本では直せないということになってしまう。そんな本末転倒のものはいらないのだ。

 それに、F-15のメンテナンス部隊の技術レベルも下がってしまう。F-22導入は、日本の若い航空技術者がいなくなることを示している。完成品をもらっても日本の技術者が育つわけがない。ユーロファイターならば、すべて国内でライセンス生産できるし改変も自由だ。ということは、F-15で磨かれた技術をもっている三菱重工の技術者たちも、その技術を応用していろいろできるということだ。

 戦闘機は国内で作って調整してメンテナンスするのがあたりまえだ。そんなこともわからない連中になってしまったのだろうか。戦闘機は飾りじゃない。安全保障のために買うモノだし、抑止力として使う物だ。F-22がユーロファイターよりも優れているなら、F-22でもいいだろう。でも、戦闘機の選定は、攻撃防御性能とかアメリカというブランドで選ぶ物ではない。ユーロファイターは、

・コスト面で有利(ユーロF・・・100億+日本でのプログラム開発費  F-22・・・200億+米国の米国による日本向けの年間開発費1000億+メンテ費+etc・・・)

・日本で改変、メンテ可能(F-22は莫大な費用をかけてオールブラックボックスの完成品しか売ってもらえません)

・日本の技術者が持つ技術がそのまま役に立つ(F-22だと、メンテも製造も改造も全部アメリカなので、いまのF-15のラインがいらなくなっちゃう。国費のムダ)


 弁護士上がりのオバマが米軍の最高司令官なのである。米軍も混乱が予想される。そんな中、わざわざF-22に無駄金を払おうという奴の気が知れない。

 と、アメリカの心ある軍人もCIAも言っている。



この発言により、アメリカから見た小沢株がかなり落ちたのは間違いないんじゃないだろうか。
左よりの論調も含めて批判が集中するのは仕方ない事だろう。

ただね、俺としてはこの発言を手放しで評価は出来ない
なぜなら民主党はシナチョンに国を売り渡す政策を大量に出しているから。
もし、この発言が沖縄ヴィジョンを元にされた発言であるならば、民主党政権が発足したら、時間をおかずに日本は中国に併合される運命であると取る事もできる。
OZAWA一号の回路の中では既に日本は中国領土になっていないのが否定できないからだ。
日本は中国の領土であると小沢民主党代表が認識しているならば、「自分たちでやる」と言うのは「(中国が)自分たちでやる」とも取れる
保守派の意見のように見えて、実は単なる票稼ぎの発言とも思えなくもないわけだ。



取り敢えず、自民党としては「政局!政局!!」と日々騒いでいる今の状態において、民主攻撃の格好の材料である事は間違いないだろう。
よく「民主は一枚岩ではないから近いうちに分裂するだろう」と言う発言を見かけるけど、これはまさにその端緒だと思う。
そもそも旧社会党政党の中でこの発言をするのはクラッシャー以外の何者でもないってところが、人間だった頃の小沢一郎を髣髴とさせてくれる。
このまま分裂して、愛国議員さん諸氏が自民党内の愛国議員と一緒になって新政党を立ち上げてくれれば、大半の支持はそっちに流れるだろうな。
新しい物好きだし日本人w

まあ、町村さんの発言はポチ全開にしか見えないので評価しません。
命が惜しいのは分かるんだけどね…。
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