真・官から民へ 2009.10.23
最後の部分で密かに「皮肉」とか入れている所が変態らしくて良いと思います^^国際マンガ図書館:世界最大規模、明治大が14年度設立へ
明治大学はマンガやアニメなどサブカルチャー関係の保存施設としては世界最大規模となる「東京国際マンガ図書館(仮称)」を14年度をめどに設立する。収集対象はマンガや雑誌、同人誌、原画のほか、業務用ゲーム機やアニメキャラクター商品など広範囲にわたり、開館時点で200万点を超える見込みという。
明大出身のマンガ評論家で、毎年8月と12月に都内で行われる世界最大の同人誌即売会「コミックマーケット」を育てた故米沢嘉博氏(06年死去)の14万冊以上の蔵書の提供を受けることになったのを機に、図書館構想が持ち上がった。2年前からは競売などを通じ、大学としても資料の収集を始めた。
明大の構想では、千代田区のJR御茶ノ水駅周辺に点在する駿河台キャンパス内の既存施設を改修するか、建物を新設するかして、書庫や閲覧室のほか展示室、イベントホールなども備えた図書館にする。今月31日には「米沢嘉博記念図書館」を先行して開館し、一般にも公開する。
中心メンバーの一人の森川嘉一郎・国際日本学部准教授は「マンガは戦後の国民のライフスタイルを映す鏡で、学術的にも貴重。体系的に保存していく必要がある」と意義を説明。民主党政権が建設中止を決めた類似施設の「国立メディア芸術総合センター(仮称)」について「向こうは器ありきだったが、こちらはまず中身があった」と皮肉った上で、「とりわけ保存するという機能については(同センターの)役割を担っていけるようにしたい」と語った。【井上俊樹】
~毎日.jp~
まあそれは置いておいて。
こういうのは必要な事ですね。
特に同人誌まで含めて収集を行うと言うのがミソだと思います。
私立と言う事もあり、今後どのような形態になったりしていくのかは分かりませんが、日本が育ててきた漫画文化についての一つの集約を試みるプロジェクトとして世界的にも認められて然るべきでしょう。
大きく言いすぎかな?w
官が出来なくなった事を民が代わりにやる。これもある意味では民営化だと思いますwww
この施設が本当の意味で同人界に認められた場合、「国際漫画図書館に収監される」と言うのが同人屋の一つのステータスになる事は間違いないでしょう。
委託販売を許可される以上の喜びがあるのは間違いありません。
毎年数え切れないほどの同人誌が発行され、不況下とは思えないほどのお金が動くイベントが年に二回。その祭りの為に、交通・宿泊・消費など、一般経済にも影響が少ないなどとは言えないほどの人間が動きます。
この祭典の一番の問題は、お盆と年末と言う日本の恒例行事に被っている為に、地方の実家の人はそちらが蔑ろになってしまう事だと思いますが…(゜д゜;;;)
故 米沢さんから寄贈された同人誌がどのようなジャンルに渡っているのかは分かりませんが、閲覧が可能であるのか?実物か?デジタルか?などの運用によっても、今後の姿が変わってくるでしょうねぇ。
閲覧が可能な場合、18禁モノを置いておくと館内のトイレ(大)が混雑する可能性も低くはない気もしますので、そこだけは細心の注意を払って欲しいと思いますwww
過去にエントリーしていますが、私としては、汚染物質がたくさんあると言われていた築地市場の移転予定場所だったところに国立メディアセンターを建てて貰って、お台場を「若者向けオサレスポット」から「オタクの聖地」へと本格改変して欲しかったのですが、庶民の妄想はなかなか実現するものではないですねw
しかしながら、御茶ノ水でもばっちりだと思います。
何故なら、場所的に行く目的が増えるだけですからw
コメント
おじゃまします。
過去になんかの記事で読みましたが、同人誌は「全部」らしいです。コミケで見本誌として回収したもの全部。
昔のは奥付に住所当たり前でしたし、ン十年前の歴史ひもとかれたら脅迫事件の一つや二つ軽いのではと記事見たとき思ったんですが。2009.10.23 | URL | かまっつ #- [ 編集 ]
>>かまっつさん
自分は描き手さんではないので、「よいことだ」と手放しでしたが、調べてみると様々な意見の交換や誤情報なども流れてるみたいですね。
まだ確認途中ですが、もう1エントリー出そうと思います。
貴重な情報ありがとうございましたm(_ _)m