無血の平成維新 2009.10.27
地震列島、災害列島といわれる日本列島に私たちは暮らしています。大きな自然災害が日本を見舞うときのために万全の備えをするのが政治の第一の役割であります。
また、同時に、その際、世界中の人々が、特にアジア近隣諸国の人々が、日本をなんとか救おう、日本に暮らす人々を助けよう、日本の文化を守ろうと、友愛の精神を持って日本に駆けつけてくれるような、そんな魅力にあふれる、諸国民から愛され、信頼される日本をつくりたい。これは私の偽らざる思いであります。
日本は、百四十年前、明治維新という一大変革を成し遂げた国であります。現在、鳩山内閣が取り組んでいることは、言わば、「無血の平成維新」です。今日の維新は、官僚依存から、国民への大政奉還であり、中央集権から地域・現場主権へ、島国から開かれた海洋国家への、国のかたちの変革の試みです。
新しい国づくりは、誰かに与えられるものではありません。現在の日本は、黒船という外圧もなければ、敗戦による焼け野原が眼前に広がるわけでもありません。そのような中で、変革を断行することは、先人の苦労に勝るとも劣らない大きな挑戦であります。
つまずくこともあるでしょう。頭を打つこともあるやもしれません。しかし、後世の歴史家から「二十一世紀の最初の十年が過ぎようとしていたあの時期に、三十年後、五十年後の日本を見据えた改革が断行された」と評価されるような、強く大きな志を持った政権を目指したいと思っています。
今なら間に合います。
これまで量的な成長を追い求めてきた日本が、従来の発想のまま成熟から衰退への路を辿るのか、それとも、新たな志と構想力をもって、成熟の先の新たなる飛躍と充実の路を見いだしていくのか、今、その選択の岐路に立っているのです。
私は、日本が正しい路を歩んでいけるよう、自らが先頭に立ち、国民の暮らしを守るための新たな政策を推し進めてまいります。私は、国民の積極的な政治や行政への参加を得て、国民とともに、本当の意味で歴史を変え、日本を飛躍へと導くために、全力を尽くしてまいります。
国民の皆さま、議員の皆さま、私たちの変革の挑戦にお力をお貸しください。
是非とも一緒に、新しい日本をつくっていこうではありませんか。
~河北新報~
首相所信表明演説の全文(3)
はっきりとしたヴィジョンの見えなかった所信表明だったと思いました。
地球市民を自称する鳩山さんらしく、地球の為とか言ってましたが規模がでかすぎて宇宙的思考の人には追いつけないなと実感です。
さすがスピリチュアル鳩山。
「少女マンガのシーンみたい」鳩山元総務相、兄の所信表明を酷評
2009/10/26 19:28
自民党の鳩山邦夫元総務相は26日、兄の鳩山由紀夫首相の所信表明演説を「若い女性向けの少女マンガのシーンみたいな話ばっかりだ」と酷評した。
また、「兄弟だから1、2割は共感するが、あとはただの美辞麗句だ。辞書の中から美しい言葉ばかりを全部引っ張ってきたような作品だ」「社会主義政権を美辞麗句で表現したのが今日の所信表明演説で、兄の本意だとは思えない。兄は社会主義者ではないから」などと皮肉交じりの批判も展開した。
おとぽっぽも酷評ですね。
また、同時に、その際、世界中の人々が、特にアジア近隣諸国の人々が、日本をなんとか救おう、日本に暮らす人々を助けよう、日本の文化を守ろうと、友愛の精神を持って日本に駆けつけてくれるような、そんな魅力にあふれる、諸国民から愛され、信頼される日本をつくりたい。
この辺とか、まさしく夢物語です。
食い物にされて終了というのが分からないのでしょうか?
自分達の周りにいるのは禿たかであり、仙人でも神でも宇宙人でもないんです。
そう言う事は宇宙人と戦争とかが起きてから考えた方が良いと思います。
日本は、百四十年前、明治維新という一大変革を成し遂げた国であります。現在、鳩山内閣が取り組んでいることは、言わば、「無血の平成維新」です。今日の維新は、官僚依存から、国民への大政奉還であり、中央集権から地域・現場主権へ、島国から開かれた海洋国家への、国のかたちの変革の試みです。
新しい国づくりは、誰かに与えられるものではありません。現在の日本は、黒船という外圧もなければ、敗戦による焼け野原が眼前に広がるわけでもありません。そのような中で、変革を断行することは、先人の苦労に勝るとも劣らない大きな挑戦であります。
血は流れます。
血税と言う名の血が。
そして新しく作ると言っている国づくりには、増税と言う苦労と日本を取り巻く国からの来訪者による寄生と言う現実が待っているかもしれません。
つまずくこともあるでしょう。頭を打つこともあるやもしれません。しかし、後世の歴史家から「二十一世紀の最初の十年が過ぎようとしていたあの時期に、三十年後、五十年後の日本を見据えた改革が断行された」と評価されるような、強く大きな志を持った政権を目指したいと思っています。
「失敗するかもしれないけど許してね(はぁと)」
困ります。そんなの。
先を見据えて国家を運営していく事は大事です。
が、なぜその発言の中にヴィジョンが入っていないのでしょう?
「評価されるような政権を目指したいと思っています」って小学生の抱負ですか?
現実感が無さ過ぎではないでしょうか。もっと明確な展望を持って国民に臨まない限り、私達は何も感じる事はありません。
知っている人間は、後になってやってくるであろう痛みへの恐怖を。
知らなかった人間は、後になって痛みを得てから文句を言う事になるでしょう。
鳩山政権が無くなった後での話でしょうけど。
今行われている行政は「無血の平成維新」ではありません。
首相の態度からも分かるように「無決の平成異侵」です。
私は、国民の積極的な政治や行政への参加を得て、(中国、韓国の)国民とともに、本当の意味で歴史を変え、日本を(解体の)飛躍へと導くために、全力を尽くしてまいります。
余計な事をしないで下さい。
必要な改革だけやってさっさと退場してください。