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プロローグ 2009.10.30

時は、西暦2009年。

15年前に起こったバブル崩壊により長期的な経済の低迷を被った日本は、デフレスパイラルと呼称される脅威に見舞われていた。

人権至上主義の非公的組織である特務機関大韓国民団(民団)朝鮮総連(総連)は、政権与党を維持する自民党に対抗、殲滅するため、汎用人型政権兵器 傀儡議員 (売国議員) を極秘に開発する。その看板に選ばれたのは、細川政権の主要議員であった。

主人公である議員「鳩山由紀夫」は、「幼少時のトラウマ」と「政権との疎遠な関係」から、他人から悪く言われるのを好まない八方美人的な人物であるが、民主党の総司令である小沢一郎によって、民主党政権初の首相として突如選任される。由紀夫をはじめとする民主の議員たちは、地球市民の命運を託され、命をかけて戦う過酷な状況に追い込まれ、傷ついていく気がする。

政権交代の真相、襲来する代表質問の正体、そして秘密裏に進められる「人権補完計画」の全貌。多くの謀略が絡み合い、主人公である由紀夫の挫折と言い訳を追いながら、物語は進んでいく。


第四話 鳩、逃げ出した後

新たな環境に馴染めぬ由紀夫。
海上自衛隊の護衛艦くらまと民間の貨物船の衝突事故は、鳩山政権が初めて迎える危機管理対応となった。自衛隊の最高指揮官でもある首相は、危機管理監に情報収集の徹底を指示し、現実から逃避するように首相官邸から去ってしまう。
田園調布を、自宅まで一目散の由紀夫。寝取り婚の幸との時間は一時の安らぎを与えたが、翌朝、ネットの有志達により発言や行動が批判される。
彼を待っていたものは、厳しい現実と、首相としての国民からの冷たい言葉だった。



政権初の危機管理 海自艦事故、首相は防衛相に対策指示

 海上自衛隊の護衛艦くらまと民間の貨物船の衝突事故は、鳩山政権が初めて迎える危機管理対応となった。鳩山由紀夫首相は27日夜、早急な情報収集と被害実態の把握を伊藤哲朗内閣危機管理監に指示。北沢俊美防衛相には「船の中で延焼しないように最善の措置をとってほしい」と命じた。

 首相官邸の内閣情報集約センターに事故の第一報が入ったのは発生から15分後の午後8時11分。平野博文官房長官は連絡を受け、直ちに首相に報告した。事故発生時、首相は官邸5階の執務室にいたが、午後8時37分には田園調布の自宅に向けて出発。官邸を出る際、危機管理監に情報収集の徹底を指示し、官邸を後にした。

 防衛省によると、北沢防衛相は午後8時10分に第一報を受け、同50分に同省に到着。榛葉賀津也副大臣を現地に派遣するとともに、省内で記者会見を開き「国民に心配とご迷惑をかけたことは極めて遺憾だ」と陳謝。「(関門)海峡の通行止めをしたので、国民には申し訳ない」と語った。(27日 23:35)
~日経ネット~




鳩山さん、首相だよね?
これが本当の政治主導ですか?官僚を従えて見事に運営してると言えるのでしょうか?

 今朝の産経は政治面で、首相官邸の内閣総務官室が、鳩山由紀夫首相や平野博文官房長官らの臨時国会での答弁に関し、各省庁に「答弁メモ」作成を文書で指示していた件について「『官房長官の指示』 各省庁が通達、本人は否定」と報じています。まあ、私も「脱官僚依存」という鳩山内閣の目指すところはおおむね賛成(私はむしろ「脱官僚主義」「脱官僚病」の方がいいと思っています)なのですが、その実情は…というお話ですね。
~国を憂い、われとわが身を甘やかすの記~
写真・鳩山政権が官僚に指示した答弁メモ作成



牽引したり、責任を取ったりするのがリーダーの役目だと思いますが、「じゃあよろしく」で良いとこどりだけしようという姿勢しか見えませんね。
先日の国会討論でも理念語り、マニュフェストを盾にした自分語り、自民批判、言い逃ればかりで聞くに堪えませんでした。

一刻も早く政界再編による政権交代で、景気対策をして欲しいものですね。
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