通年国会 2009.11.06
「通年国会」を提言、小沢氏要請で策定…21世紀臨調
学者や経済人らでつくる「新しい日本をつくる国民会議」(21世紀臨調)共同代表の佐々木毅・学習院大教授は4日、民主党の小沢幹事長に「国会審議活性化等に関する緊急提言」を提出した。
限られた会期内で法案を成立させるための日程闘争となっている現状を改革するため、「通年国会」の導入を求めると同時に審議日程への内閣の関与を強めることなどを打ち出した。
提言は、小沢氏の要請を受けて策定された。小沢氏は提言を基に国会改革案をまとめ、来年の通常国会に国会法改正関連法案を提出、実現を目指す考えだ。
通年国会に関しては、150日間の通常国会の会期を「300日以上」などとするよう求めた。継続審査の手続きを行わなくても、法案を次の国会に継続できるようにする必要性も指摘した。
(2009年11月5日02時01分 読売新聞)
何となく嫌な予感がしますコレ。
そもそも、提出される法案が議員立法禁止の状態から出てくるはずです。
と、言う事は、法案が通過するまでに長期間をかけると言っても別に議論が必要なわけではなく、選挙などが絡んだ場合に地元戻りをするのか法案の反対や賛成についての行動を取るのかと言う選択を議員に強いるものに見えます。
また、一度出された法案がそのまま再提出をしなくても残り続けると言うのも変です。
確かに大事なものももう一度出さなくてはならないのは大変でしょう。
しかし、何度も提出されていると聞いて思い出すのは闇法案関連ばかりなのは、私の考えすぎでしょうか?
出されたまま放置されていて、気付いた時には通ってましたとかホント洒落にならないんですけど…。
小選挙区制なども小沢氏が地盤を強固にする為に作ったと言われている面がありますが、まさにそれが当て嵌まる新しい提言だと思いました。
そして、それによって利するのは私達日本国民ではなく闇法案で得をする人たちでしょう。
これ、どう思いますか?
スポンサーサイト
コメント
コメントの投稿
トラックバック
トラックバックURL: