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アクメツ 2010.01.04

今年最初の記事は何にしようか?と、悩むのは基本だと思いますw
私のように思ったことをつらつらと書いているだけの人間でも、「年始めだしなぁ…」と考えるわけです。
いつものように政治のニュースを取り上げても、微妙にくら~くなってしまいそうですのでたまには漫画の紹介なんかをしてみようかと思います。


それは………



これです。

アクメツ 1 (少年チャンピオン・コミックス)アクメツ 1 (少年チャンピオン・コミックス)
(2003/02/06)
田畑 由秋

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少年チャンピオンで02年から連載していたバイオレンス風刺漫画。
当時から読んでいたので揃っているのですが、大掃除をしていたら出てきてついつい読みふけってしまいました。
アニメ・漫画が好きな人なら『コミックマスターJ』と言うタイトルをご存知な人は多いかと思いますが、そのタッグによる作品です。


簡単に内容を紹介させて貰いますと、、、

悪い事をしても責任を取らない悪徳政治家や官僚などを『アクメツ』と名乗る正体不明の仮面の男が「一人一殺」の信念の元に殺していく。

と言う話です。
これだけだとなんだかよく分からないと思うので、wikiから参照しますw

日本を腐敗させる政治家・官僚を自らの命と引き換えに成敗していく痛快バイオレンスアクション。主人公はアクメツである「生(ショウ)」と名の付く同じ顔を持った若者たち。

その過激なバイオレンスアクション、社会風刺はもとより、何回死んでも現れる仮面の男アクメツとは一体何者なのかというミステリー要素、アクメツの正体におけるSF要素なども盛り込んでいる。

なお、第1巻巻末では、同じ原作・作画者の『コミックマスターJ』の登場人物・小林信也に語らせる形で「この話は、決してテロを肯定するものではない」と書かれている。



マスメディアに対しての不満が無いというのは「漫画」と言う一つのメディアである事からどうしようも無いと思いますが、それ以外を見れば大変良く出来た作品だと思いますので、興味が湧いた方は是非ご一読を頂ければと思います。


肝炎薬害によって友人を失った事から始まるアクメツの行動。
主観的ではるものの、誰もが「ああ、こいつは悪い」と思う人を自らの命とともにあの世に葬り続けるアクメツ。
命のリスクなど誰も取りたくないが何とかしたい。
そんな気持ちを代弁するかのように悪と認定された政治家や官僚が次々と死んでいく。
もし、今の世に本当に彼が存在しているならば対象は決まりきっているでしょうねw

この作品を今読むと、当時とはまた違った感想がありました。
一番は上にもちょっと触れた「マスメディアに対しての意見が無い」と言う部分ですが、それ以外にも思うことは多かったです。

作者さんご自身が書いているように、これを読んで自分もテロをしようとは思いません^^
「必要な時」と言うのもあるかもしれませんが、親に貰ったたった一つの命ですから、日本人として先につなげて生きたいですし。

新春から何言っているのか自分でも分からなくなってきていますが、この「アクメツ」、ガス抜きでも何かを考える一つとしても純粋に漫画と言う作品の一つとしてもどれでも良いので楽しんで頂ければと思います。

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