普天間問題 2010.02.10
米上院小委員長、訪日へ=普天間問題
【ワシントン時事】米上院外交委員会東アジア・太平洋小委員会のウェッブ委員長(民主)の事務所は9日、同氏が13~20日の日程で東京、沖縄と米領グアムを訪問すると発表した。日米間の懸案となっている米軍普天間飛行場移設問題などをめぐり、日本政府や米軍の関係者らと意見交換する。 (2010/02/10-08:09)
~時事ドットコム~
日米安保を揺るがしている普天間問題。と言うか在日米軍基地移設問題。
厚い議論が繰り返されているのを日々見ますが、たまには阿呆な意見だけではなく自分の直感でお話してみようと思います。
民主党は、政権交代(笑)を焦点とした衆院選の時こう言いました。
51.緊密で対等な日米関係を築く
○日本外交の基盤として緊密で対等な日米同盟関係をつくるため、主体的な外交戦略を構築した上で、米国と役割を分担しながら日本の責任を積極的に果たす。
○米国との間で自由貿易協定(FTA)の交渉を促進し、貿易・投資の自由化を進める。その際、食の安全・安定供給、食料自給率の向上、国内農業・農村の振興などを損なうことは行わない。
○日米地位協定の改定を提起し、米軍再編や在日米軍基地のあり方についても見直しの方向で臨む。
~民主党マニフェスト2009より~
特に沖縄の基地問題を中心に日米関係を見直す。
ある意味反米姿勢とも取れる、と言うか反米姿勢丸出しの発言が多かった事は皆さんも記憶されていると思います。
で、結局そのgdgdが継続して年を越し、全くの進展を見せないままに今に至る訳ですが、何となくこう思う訳です私。
そもそも基地問題はただのパフォーマンスであり、本来の案で決着するつもりだったが引くに引けなくなった。
単純にこれだけじゃないでしょうか。
ま、誰でも思いつく事ですねw
思惑は選挙以外なく、「適当にパフォーマンスしておいて後は元の合意案で決着してしまえばいいだろう」と思っていたからここまでgdgdになってしまった以外思いつかないんです。
何故元の合意案で決着させるつもりだったかと言うのは、単純に民主党が小沢の独裁政党であり、小沢が銭の亡者だからです。
民主党の小沢一郎幹事長が平成17年11月、沖縄県宜野座(ぎのざ)村で約5200平方メートルの土地を購入していたことが28日、登記簿や衆院の資産等報告書で分かった。建物もない「原野」で、使途は分かっていない。土地は米軍普天間飛行場の移設予定地に近く、購入直前に移設を盛り込んだ在日米軍再編の中間報告に合意していることから、投機目的の不動産取得と受け取られかねず、小沢氏の政治家としてのモラルが問われそうだ。
~MSN産経 小沢氏、日米合意直後に沖縄で土地購入 普天間移設予定地から9キロ~
ご存知のとおり、小沢は移設先の近所の土地を買っています。
移設予定地から9キロと言う事ですから、ここに家が建つと騒音に悩まされる事になるでしょう。
しかし、その騒音は金になります。

はみ出してますが、クリックしてみてやってくださいw
画像を見て貰っても分かるように、被害者たらんとする市民(笑)が続々と集まり行政を訴えて補助金を得て利権生活を満喫している訳です。
本当に苦労している人もいるのでしょうが、大半が市民様で構成されている事は疑う余地なしでしょう。
そして小沢もそれと同様のことをするための準備として買った可能性もある訳です。
また、ニュースでも言われていたように土地転がしだけでも十分な利益もありますね。
十分な利益が見込まれ、しっかりと投資を行ったものを小沢がそうそう簡単に手放すとは思えません。
あるとすれば今のように政治生命が脅かされている時だけでしょう。
小沢独裁の民主党ですから、最終的には合意案にしてしまい小沢に金が転がり込む予定だったのではないでしょうか。
ただ、問題は沖縄の票を基地問題に絡めた事。
出鼻からマニュフェストに反する事をすれば、どんな情弱でも民主党政権に対して疑問を持たざるを得ない。
それに「アメリカに押し切られちゃいました☆」なんてやっていたら鳩山のリーダーシップの無さが浮き彫りになり、「なんだ票集めの為に言っただけか」と思われてしまう可能性は高い。
ならば、それを回避するためには政治主導と言う部分を演じきらねばならず、悪のアメリカに対して毅然と立ち向かう鳩山政権として基地問題を白紙に戻すフリをしたのではないかと思います。
ジミンガーに代表されるように、他人のせいにしておけば楽ですからね。
嘘をつくとそれを維持するために延々と嘘を重ねなくてはならない。
基地問題もまた同じ事でしょう。
鳩山としては、ちょっと謝るなり金を払うなりすればこじれ自体は解決すると思っていたと思います。冗談抜きで。
いざとなったらママとかが助けてくれるとも考えていたのかもしれませんねw
更に鳩山の思考パターンや行動原理、言葉選びが宇宙的だったため、坂道を転がる車輪のように悪い方悪い方へ転がっていっている訳です。
もちろん、展望については何も考えて無いであろう事は推測に難くないですね。
猿の浅知恵だったパフォーマンス戦略ですが、民主党自身に返ってきたリスクは「キャッチフレーズ選挙に終始し、具体的な運営ビジョンを持たぬままに国民を欺き続けていた」事のツケの払い。
そして、自分で自分の身を縛る公約を前面に押し出していた事でしょう。
政策インデックスは日本にとって猛毒ですが、マニュフェストは諸刃の剣で自分にも毒が回っていた訳です。むしろ自分に与えるダメージの方がでかいブーメランですね。ブーメランw
事業仕分けもそうですが、やってることは全てがパフォーマンスな民主党。
国会審議なんて最近のバラエティーよりもずっと面白いですし、そのまま犬HKとかで攻められ続ける討論番組とか作れば良いと思います^^
絶対視聴率取れますよ!!
コメント
ついったに現状にまで即した素敵ツイートがあったので補足として。
@2wiki 名護市長選で基地賛成派市長誕生と田村(耕)議員入党なうで自民党案というのが既定路線だったように思う
J_Agent え・・・・?当選したのって民主推薦の基地反対急先鋒市長でしょ?
2wiki @J_Agent だから既定路線からはずれて焦ってるなう。みたいなオチはないかなぁとw社民党を切る口実にもなるし、その辺りまでが既定路線だったがシナリオ崩壊したんでねぇかと