やりすぎくらいがちょうどいい 2010.02.26
飲食店・ホテルも全面禁煙に…厚労省が通知へ
受動喫煙による健康被害を防ぐため、厚生労働省は近く、全国の自治体に対し、学校や病院、飲食店、事務所など多数の人が利用する施設を原則として全面禁煙にするよう求める通知を出すことを決めた。
喫煙区域を指定する「分煙」は、ドアの開け閉めや人の移動に伴い、禁煙区域にたばこの煙が流れ出ることを防ぎきれず、受動喫煙対策としては不十分と判断した。
対象施設として、劇場、百貨店、官公庁、駅、ホテル、娯楽施設、バス、タクシーなども指定する。
飲食店や旅館などでは、全面禁煙の実施が営業に甚大な影響を及ぼす恐れがあることにも配慮し、全面禁煙が極めて困難である場合に限り、暫定的に分煙での対応を認める。この場合も、将来は全面禁煙を目指すことを求める。
多数の人が利用する施設に受動喫煙防止対策の努力義務を課している健康増進法に基づく措置で、健康局長名の通知になる。通知に違反しても罰則はない。
労働者の職場での受動喫煙について議論している同省の有識者検討会も、受動喫煙機会の減少を「事業者の義務とすべきだ」とする報告書を4月にまとめる予定だ。義務化には労働安全衛生法の改正が必要となり、経営者側からの反発も予想されている。
全国で初めて屋内喫煙を規制する受動喫煙防止条例を4月から施行する神奈川県の井出康夫たばこ対策室長は「神奈川の取り組みが広がるのを期待していた。国が動いてくれるのはありがたい」と歓迎する。
月刊「禁煙ジャーナル」編集長の渡辺文学さん(72)は「受動喫煙を防ぐだけでなく、たばこをやめたい人を支えるためにも分煙ではダメで、全面禁煙がぜひ必要。今回の通知で終わらず、罰則付きの法改正やたばこの値上げなどさらに対策を進めることが重要だ」と話している。
一方、外食産業などで作る社団法人日本フードサービス協会の中井尚事務局長(58)は「受動喫煙を防いで健康を守ろうという基本的な社会の流れは尊重するつもりだが、特に居酒屋では夜、お酒を飲みながらたばこを吸いたいというお客様がいるのも事実。通知の内容をよく読み、各自治体の動きを踏まえた上で、対応を考えたい」と話している。
(2010年2月18日14時32分 読売新聞
今日のタイトルはカートゥーンネットワークが使っていたキャッチです。
あのペチャンコになったり膨らんだりとオーバーアクションなアニメーションなどを扱っているケーブルテレビのチャンネルがそれです。
まあそれは置いておいて。
やり過ぎです。
私は喫煙しないので、長妻がたばこにかんして何をしようとこれと言った影響はありませんが、飲食店での完全禁煙と言うのは反対です。
ここ数年の嫌煙の流れと言うのにも「やりすぎ感」がありましたが、ここまでくると何も考えていないのが丸分かりですね。
確かにたばこは吸わない人にとっては迷惑です。
服や髪に臭いはつきますし、喉も痛くなる。普段吸わない人間が煙に長い時間晒されていると、負荷がかかるのか風邪も引きやすくなる気がします。これは経験則ですがw
しかし、お酒を出す所にまで禁煙を徹底するのは間違っていると思います。
お酒とたばこの消費、この二つの嗜好品は切っても切れないと言っても過言ではないくらいに同時に楽しまれます。
たばこもお酒も大人の為のものなのですから、モラルの範囲でそれぞれが気を使えば良いだけの話じゃないですか。
禁止したいのであれば、子供も行くファミレスだけにすべきです。
そもそも夜の飲み屋に子供を連れてくるほうが非常識。
あ、そういう人達は軒並みたばこ吸ってるか…w
何にせよ、モラルが無いなら政治からもアプローチすべきですが、それ以上の介入はして欲しくないです。
自分は吸いませんし、隣でプカプカやられて嫌な時もあります。
それでも自由はあると思うのです。
この方針は、たばこの売上減のみにとどまらず、飲食店を潰す事にも繋がるでしょうね。
お酒だけ嗜んでるなんて言うのは少なくは無いけど多くもないのです。
ただでさえ給料が減って使える額が減っても、ひと時の憩いを求めてお店に行く人達をこれ以上苦しめてどうするんでしょうかね?
現状では罰は無いらしいですが、これも一個認めれば期性派の意図を強く汲むように進むことになる可能性は否定出来ないでしょう。
ルールを守ってお互いを尊重しながら楽しめば良いのです。
それに、臭いに携わる、特に消臭など商品を開発しているような所にも打撃あるでしょうねぇ。
政治家は武士たれ。
と思っていますが、政治家ってそもそも利害の調停役の役割があるはずなんです。
しかし、自分達の利益ばかり追求する人ばかりが今の与党を占めているので、こんなお間抜けな事を言っちゃうんでしょうねぇ…。