今日もどこかで 2011.02.01

格下げ、大半は自民の責任=岡田氏
民主党の岡田克也幹事長は31日の記者会見で、米格付け会社による日本国債格下げに関し「こういう状況をつくり出したのは一体誰なのか、どの党なのか。われわれも責任を免れるつもりはないが、大半は自民党(政権)時代の国債の大量発行によって今日の事態を招いている」と述べた。(2011/01/31-21:56)
日本国債の格下げのほかに東京や愛知の債権についても先日格下げがされましたね。
日本云々ではなく、個人的には別の所に理由があると思っていますので、今回のこの格下げは神風みたいなもんだと思ってます。
格好の攻撃材料になりますから。
実際は民主党が真面目に相手の話を聞かない&報道が小さいと言う事で大きな批判を逃れている現状ですので、野党は色々とひっぱり回されて大変でしょうねぇ。
ちなみに、例のS&Pの格付けですが評価を下げられてしまっていると言うのにこんなニュースが出ていました。
PIMCO:日本国債のCDSの売却勧める、リターン強化戦略
1月31日(ブルームバーグ):債券ファンド運用最大手、米パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)は、日本国債を保証するクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)の売却を勧めた。日本がデフォルト(債務不履行)する可能性は低いためだ。
PIMCOは28日付のリポートで、日本の長期国債の投資妙味は低いと指摘。シンガポールとインド、韓国、中国の通貨を選好していることも明らかにした。
リポートの共同執筆者の1人、PIMCO日本部門、ピムコジャパンの正直知哉ポートフォリオマネジャーは、日本政府がデフォルトする可能性は極度に低いとし、CDSの売却は引き続き、リターンを高めるための魅力的な戦略だと指摘した。
格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は27日に、日本の格付けを「AA-(ダブルAマイナス)」に1段階引き下げていた。
更新日時: 2011/01/31 17:23 JST
~Bloomberg~
渡る世間は鬼ばかり。
ぴんこ違いですねw
格下げされて安くなるはずが、金利はほぼ変わらず。
むしろより安定を示す方に動いていたりします。
そもそも格付け会社だって人間がやっているものです。
つまり、ポジションがあるわけです。それぞれの都合で格付け変えない訳がない。
上のニュースで言われている「日本はデフォルトとかしねぇだろwww」と言うのは、ネットなどで勉強をしている人からすれば当たり前の事ですが、セクトの争いに忙しい人達からすると未知の世界でしょう。
分からなくても権力者ですから、その地位から落ちなければ自分の身は安全と思っているのだと思います。
これは残念でもなんでもありませんが、民主党の関係者でこのカラクリに気付いている人はいない気がします。冒頭のニュースとか見ていると。
まあガチで気のせいじゃないんでしょうけどw
このまま行けば円の一人勝ちだと考えてたりするんですが、なんせ船頭がアレなんで、上手くいかないかもしれませんね^^;
IMFにも、心配されちゃってますよまったく…w
IMF専務理事:日本の経済見通しに懸念