四回目の勉強会~その壱~ 2011.10.05
ご参加いただいた方、お忙しい中講師をしてくださっている青木さん、ありがとうございます。
これまでは講演に近い形でしたが、今回は講師である青木さんから、参加者に対して問いかけもあるワークショップ形式でした。
記事の作成に時間がかかってしまい申し訳ありません。
勉強会のダイジェスト~前半~です。


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テーマは「世界を革命する力を~非正規雇用1800万人の可能性~」。
まずは「1800万人と言うものがどれほどの規模を持つか」について。
漠然と1800万と言う数字だけ見るとイメージはしにくいですが、その数を別のものと比較してみます。
例えば世界。
59位の国家と同等。
スウェーデンの倍くらいになります。
実は、世界の国でも1000万人を超す人口を抱えている国はそう多くはない。
国内で比較してみる。
例えば国家公務員。
自衛隊や郵政関係などを含めても、実は日本の公務員は95万人ほど。
国民の20%が公務員のギリシャに比べると、本当に少ないんだな~と感じますね。
脱線は置いておいて、、、w
非正規人口は、この43倍くらいになります。
日本医師会なら109倍。
日教組なら62倍。
自治労なら22倍。
連合の3倍くらいになったりします。
1800万人と比較すると、政治的影響力の強いと言われる団体でも声が大きいだけで数はそこまで多くはなく見えますね。
非正規雇用の10分の一の人間が団体かすると、既存団体に簡単に並べてしまうと言うw
先にも挙げたように、1800万人と言う数字は本来であれば国家のサイズです。
では、その人数が団結して選挙で比例に入れたらどうなるか?
前の選挙で民主党が獲得した票数は1840万票で16議席。
それとほぼ同数を獲得する事が出来る。比例第一党も夢ではない規模になります。
人がいることは、力である。
これについては、中国の人海戦術などをイメージしてもらうと良いかもしれませんね。
別のものに置き換えて考えてみると言う事は、イメージしやすく変換し、人に伝え易くなります。
また、少し違った視点からモノを見ていく訓練にもなりますね。
前半部分はこのような感じでした。
ちなみに、ツイッターで告知していた時にもツッコミをいただきましたが、今回の勉強会テーマである「世界を革命する力を」の元ネタはこれですw
コメント
こんにちは!
初めてコメントさせていただきます。
非正規雇用から正社員へ中間層の厚みを増やす政策がこれからの日本が発展するためには必要と思います。
それには小泉改革の2004年の製造業務への派遣労働を 行き過ぎた規制緩和として以前と同様に禁止するか、
正社員と同一賃金にすべきと思っています。
人間はコストなのか社会の財産なのか?
日本は財政黒字で、実質GDPは拡大し続けていて、
企業の内部留保は空前の最高益なのです。
データを見て、本当の数字を知って えっと驚かれる方も多いのです。
具体的な数字をデーターを使ってわかりやすく書いておりますので、もしよかったら「日本国債は暴落する?」「日本の景気は良くないと思うのになぜ円高?」
を見ていただければ嬉しいです。
よろしく、お願いします。
>>緑苑さん
コメントありがとうございます。
2つも頂いていたのにお返事が遅くなり申し訳ありません。
記事の方、拝見させていただきました。
かつて、イザナミ景気だ!と言われた時期もありましたが、「企業の成績」と「民間の給与」はすっかり別物となってしまった感がありますね。。。
ぐろーばる☆の呪いですから、仕方なくもあるのでしょうけど。
円高は今後も進んでいくと思いますが、現状その荒波を乗り切るだけの舵取りが政治の世界において希少すぎる事が残念でなりません。
非正規の環境をこれから良くしていく為にも、色々としていかなくてはいけないと痛感しています。
宜しければ、緑苑さんも勉強会にお越し下さい^^2011.10.12 | URL | キョウシュウ #- [ 編集 ]