豚インフルエンザ 2009.05.01
【新型インフル】「疑い例」の高校生、熱下がり快方に向かう 横浜市、同級生らの体調確認へ
横浜市は1日、国内初の「感染疑い例」となり、市内の病院に入院している私立高校2年の男子生徒(17)について、一緒にカナダへ修学旅行に行き、頻繁に接触していた同級生や教職員から体調について個別に事情を聴き、新型インフルエンザの症状が出ているかどうかの確認を急ぐ。
同市健康福祉局によると、生徒は1日未明の段階で、熱が37度台前半に下がり、快方に向かっている。担当者が1日午前、生徒が入院している横浜市保土ケ谷区の市立市民病院に足を運び、あらためて修学旅行先での接触者や生活状況を把握する。
病院で採取した生徒の検体は1日、国立感染研究所に運び、精密検査を実施。早ければ一両日中にも結果が判明する。生徒が通う同市の私立高校は1日、クラブ活動を含め6日までの休校を決めた。
今日、目覚めて一発目のニュースがこれでした。
修学旅行でカナダに行った。
と言う話ですが、もし彼が豚インフルであった場合、当然の事ながら修学旅行に行った全生徒に感染の可能性があるわけで。
そう考えただけでも怖いですね…。
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取り敢えず、政府からのお知らせとやらを貼っておきますね。
【政府からのお知らせ】
厚生労働省公式チャンネル
新型インフルエンザから身を守る知っておきたい感染予防策
http://www.youtube.com/watch?v=WNQ7Y9d4D4k&feature=featured
新型インフルエンザ対策においては、ひとり一人が正しい知識を持ち、
適切な行動をとる ことが大切です。アニメーションと特殊映像を使ったWebムービーで、
わかりやすく個 人で出来る感染予防法を解説しています。
新型インフルエンザ対策関連情報
http://www-bm.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/index.html
さて、この豚インフルエンザ騒動ですが、萎える情報も出回っています。
223 :名無しさん@九周年:2009/05/01(金) 09:54:37 ID:hAHYPsIR0
ゲートを強行突破した女性と、同じ便に乗ってた高校生が疑い濃厚って、
映画そのまんまだなw
豚インフルエンザの報道が始まってすぐの時、任意検査を求められたがそのまま行ってしまった外国人女性は、今隔離されていると言う話の高校生と同じ便であったと言う話です。
63 :名無しさん@九周年:2009/05/01(金) 10:28:55 ID:tg9UP/fG0
■発熱疑いの外国人女性が検疫ゲート突破…成田空港■
メキシコを中心に豚インフルエンザの感染者が広がる中、
成田、関西両空港では水際での防止に躍起だ。
成田空港のゲートでは、検疫所が体温を測定するサーモグラフィーを設置、
検疫所の医師らが機内から降りる旅客に異常がないか呼び掛け、
任意で体温などのチェックを行っている。
ただ、あくまで任意のため、ゲートをすり抜ける人も。
成田空港に25日に到着したメキシコ発バンクーバー(カナダ)経由の航空機から降りた外国人女性は、
サーモグラフィーの画面で顔が赤く表示されたが、
関係者が体温の確認を要請しても、その場を立ち去ってしまったという。
任意の壁が立ちはだかっているようだ。
http://www.zakzak.co.jp/top/200904/t2009042733_all.html
上記女性は感染疑いの横浜の高校生と同じ便に搭乗
http://www.asahi-net.or.jp/~ev7a-ootk/kair/200904_MEX.htm
研修旅行に参加した高校生のblogによると
機内には発熱した人が多数いたとのこと
>ウチラの飛行機、
>やたら熱出た人いっぱい
>いたんだよね;
>うつった?笑
(blogは2009.5.1に閉鎖)
これが真実かの確証はまだありませんが、本当だとしたら大変な事ですね。
ある程度は騒いでいますが、そんな状態ですら報道管制が引かれいていると言う事になりますから。
特に、修学旅行にいった生徒達の中に発熱した人が結構多いという話しが本当であるならば、その地区は既にかなり危険です。
どこ。とは言いませんが、興味のある人はリテラシーを持って2ちゃんでも見てくださいw
TBSニュースでは、「お前ら騒ぎすぎ。メキシコの人は落ち着いてましたよ?」と言うニュースが流れていたようです。
http://news.tbs.co.jp/asx/news4120309_12.asx
~TBSニュース~ ※ WMP等が起動します。
この手の発言は、基本的に「自分は大丈夫だろう」と言う楽観的なものからきているのが大半です。
免許を持っている人は分かると思いますが、危機意識に対しては「だろう」は禁句です。「かもしれない」、つまり I f の意識を持って臨まなくてはなりません。
そういった意味で国の対応は正しいですし、マスゴミが騒ぐのも大衆の意識を煽るので悪い事ではありません。
むしろ、上のリンクのような「騒ぎすぎの日本だせぇwwww」のような報道をする神経が分かりませんね。
もちろん、絶望を煽って諦めを誘うような報道は勘弁して欲しいですけどw
182 :名無しさん@九周年:2009/05/01(金) 09:41:51 ID:xp0ejifP0
別に危機を煽るわけでもないが、スペイン風邪のパンデミックの例でいうと
・1918年3月に米国シカゴ付近で発生(高病原性ではなかった)
・1918年5~6月にヨーロッパで流行(米軍の侵攻による)
↑ここまでは第一波といわれる
・1918年秋 ほぼ世界中で同時に流行がはじまる(これが第二波)
病原性が変異してさらに強まったといわれる
日本では8月あたりから流行が始まってる
・1919年春から秋 世界的流行の第三派がはじまる
ちなみに日本での死亡者数のピークは1918年11月、1920年1月
スペイン風邪の復元実験によると、気管支炎、重度の肺胞炎、肺胞浮腫を引き起こすことが判明。
また、このウィルスは現在の通常のインフルエンザに比べて30倍も早く増殖する。
つまりこれは、はじまりの始まりにすぎず、頓珍漢な日本のマスゴミで一部騒ぎすぎとかの意見がでるのは
危機管理という言葉をまったく理解していない発言による。
おそらく最初の第一波は、世界規模でみると小規模な流行で終わるだろうが、WHOの危機感を受け入れず
対応を誤れば、秋以降の再流行で変異して高病原性を獲得したウィルスとの戦いになるであろう。
なので枡添の対応を過敏とかいう外野の政治家の発言もまったく危機意識が低い。
これから迅速にワクチンなどで対処して、第二波以降を小規模に収束できればよし、できなければ数年にわたって
被害が広がる可能性があるのだよ。
これがパンデミックと言われるものさ。
ちなみにスペイン風邪は戦争、災害、病気で人の死因にあたるものでは、もっとも短期間に人類を殺した記録をもっているんだぜ。
まぁ、現代はタミフル、リレンザがあるしインフルエンザの研究も当時とは格段の進歩があるから。
対応を誤らなければ戦う術はまだある。先手を打てば打つほどね。
当たり前ですが、何事もなく過ぎ去ってくれればそれに越した事はありません。
その時は「取り越し苦労だったね」と大衆は言い、政府は次に役立てるための経験値としてそれを蓄積すべきです。
初動を任意にしてしまったが故に、国内にウイルスが入ってしまった可能性が大変高いのが現状ですが、高校生の彼が感染していた場合、そのスルーした外国人の行方を捜すことも必要となってくるでしょう。
潔癖すぎるくらいの極端な対応するくらいが、やはり国としては丁度いいと思います。
もし感染が確認された場合、関東圏の人間は自身の感染を疑った方が良いですね。
電車による移動インフラが安定している日本では、箱モノの中に詰まって移動する訳ですからその分感染の可能性が高くなります。
心配性な自分はこの記事書いてるだけで熱っぽく感じてるくらいですから、これで豚インフルだったら4ヶ月の甥のいる実家には帰れませんね。
それはちょっと悲しいです。
そうならない為にも、最低限の対策は講じておこうと思います。
皆さんも、くれぐれもお気をつけくださいませ。
最後に、東京kittyさんの記事をば……